「好き」と「愛している」

恋愛心理学 女心
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恋愛を成功させるため、恋愛関係をうまく続けるため、愛情表現はとても大切な行為です。
特に女心としては、愛情を確認したいという気持ちが強く働くため、愛情表現がないと、自分のことを好きではない、興味がなくなった、と勝手に思いこんでしまうこともあります。
相手に対して好意があるとき、それが「好き」という気持ちか、「愛している」という気持ちか、わからなくて悩むことがあります。
一般的に考えて、恋愛が「好き」、結婚まで考えるほど深い愛のときには「愛している」と違いを考えます。
あるいは若いうちのつきあいでは「好き」、ある程度の年齢になり、大人の恋愛をすると「愛している」になっていくとも考えられます。
恋愛心理学から考えると、この2つの言葉の違いについて、意外にもあいまいになっています。
そこで社会心理学者が定義したそれぞれの必要条件について挙げてみます。
・「好き」の条件。
相手のことを好意的に見ることができて、尊敬していること。
相手に自分と似た点、似た感覚があると思うこと。
・「愛している」の条件。
いつも一緒にそばにいたいと思うこと。
相手のことを気遣えること。
相手を独占したいと思うこと。
相手と話し合い、お互いの理解を深めたいと思うこと。
しかし実際に、女性がいくらこうした言葉を求めても、言葉を口にしてはっきり伝えてくれる男性は少ないです。
男性の考えとして、「口に出さなくても、態度で示せばわかる」という気持ちが前提となっているのです。
これでは満足できないのが女心です。
しかし好きな相手とうまくいくためには、男性の些細な愛情表現も見逃さずにくみとってあげることが必要なのです。

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