ついに恋愛小説に自我が目覚めた

恋愛小説
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うちの職場の近くに、紅い恋が灯る中華料理屋さんがありまして…
まぁ…肥後橋駅周辺のサラリーマンなら誰もが知る紅恋灯(くれんど)です。まるで恋愛小説で主人公とヒロインが出会うお店の名前でも通用しそうな美しい屋号なんだけど…

その正体はボロボロの大衆中華だったりする。
しかもお客さんは100%男性で、常に行列ができている。ボリューム満点の丼系か焼飯系に玉子をトッピングするのがお決まりだ。
僕のお気に入りは野菜丼だけど、カウンター席に座って両隣が美味しそうに焼飯を食べててめっちゃ美味しそうだ。なので五目焼飯650円に天津100円にした。

ど〜ん!!こうやって見るとオムライスじゃないかw
ただペロリと玉子をめくると、ぷりぷりの海老がたっぷり入った焼飯が入ってて一安心。

食べてみると…
うんめ〜ヾ(@⌒ー⌒@)ノうぐぐぐっと笑えてしまうくらい素朴な味付けだった。どんな偏屈人間でもきっと爆爆食べれてしまうんだと思った。
それにしても、ボロボロの大衆中華で、紅い恋が灯る日が訪れる日が来るんだろうか。

30分で理解する恋愛小説

三浦しをん『ののはな通信』

とてもとてもよかった作品💖

女の子同士の淡い恋愛小説かなって思ってたらぜーーーんぜん!!!

ふたりの少女の成長が往復書簡形式で綴られてて

それぞれ 人生色々経て〝あの恋は運命の恋だった〟って気づいたときに生まれる本当の強さ。

運命の相手というのはその人の中に眠ってる本当の強さや才能を引っ張り出してくれるもの
たとえそれで別々の道を歩むことになろうとも・・
生死すらわからずもう再会することが叶わないとしても何も恐れることなく人生を全うできるんだね。

〝 明日は早くに家を出るので、もう休みます。そのまえに、あなたに伝えたかった、一番大切なことを書いておかなければ。
私に魂というものがもしあるのならば、それはあなたのものです。
渡り鳥が海を越えて必ず生まれ故郷に帰るように、私の鼓動が止まるとき、魂はあなたのもとへ還るでしょう。
あなたが形づくり、息吹を与えてくれたものだからです。
ありがとう、はな。〟

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