略奪愛 誰も、追いつけない。

略奪愛
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略奪愛を くれた人は しばらくは好きです。

イーサン・ホークとジュリアン・ムーアが夫婦役と言う事で借りてみましたが、主役のグレタ・ガーウィグ嬢、「レディ・バード」で今年のアカデミー賞監督賞にノミネートされていたのですね。オスカーは逃しましたが彼女、授賞式でたくさん映ってたよ~  2015年 ニューヨークの大学に勤務するマギー(グレタ・ガーウィグ)は、既婚の文化人類学者ジョン(イーサン・ホーク)に恋をする。彼の妻ジョーゼット(ジュリアン・ムーア)は、家庭のことは二の次で教授としてバリバリ働いていた。ジョンはそんな妻に愛想を尽かして離婚し、マギーと再婚して数年後には娘にも恵まれるが……。シネマトゥデイより マギー、ジョン、ジョーゼット、友人も学者。分野は違うけど皆さん同じ職業でインテリです。 マギーは恋愛が続かない。でも子供は欲しいので、シングルマザーを目指し、優秀な男性から精液を貰い排卵日にトイレで注入。最初はこれがマギーズプランなのかと思いましたが違いました。 彼女の計画は、「不倫の末、ジョーゼットから奪い取った夫ジョンを、また彼女に返そう」というもの。もちろんまだジョンを愛していたら、そんな計画は思い付かないでしょうが、ジョンとの結婚生活3年で、夫婦仲は冷え切っていたのです。 ジョンは小説家になるのが夢で、結婚生活の間、働かず育児もせず。マギーの描いた結婚生活とは違ったのでしょう。 結局、略奪愛は実らないのね。ならば元妻に返却って随分都合のいい話ですが、元妻はまだジョンを愛していたので願ったり叶ったり。 ジョンは傍から見ると、優しくて賢いだけの男性。生活力が全然無いのですが、働いて自立している女性たちから見たら、そんなことはどうでもいいのかな~ 一方マギーは、ジョンを捨てたいけど、それを悟られないように、逆に捨てられるように策略。これって小賢しいわ~ でも観ているうちにマギーのプランを応援したくなるのよね。それはやっぱりジョンとジョーゼットがお似合いのカップルだから。 マギーの衣装。60年代風のクラシカルな服は、学者の彼女によく似合っていました。一方ジュリアン・ムーアは現代風でナチュラル。 映画は2人の女性陣が主導権を握っていてジョンは、添え物でした。 最後にマギーとジョンとの間の娘が…実は最初からそうだと思ったのよ。だってあのイケメンがこのままでは終わらないよね。 自立した女性たちだから成し得た作戦。メデタシメデタシ。  

略奪愛 ゆたかな未来のパートナー

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